感染症は、人類および動物に大きな影響を与えます。そこで、感染症とは何かを歴史や感染の成立要因、制御の方法等について講義し、感染症に対する考え方や、感染対策について効果的な感染管理プログラムを構築するのに必要な専門知識を講義します。その後、感染防御に重要な体のしくみである免疫について講義します。その際は、免疫学に必要な血液学の基礎を踏まえてから、免疫学の概要を講義した後、免疫不全やアレルギー、ワクチン等についても講義します。
16回目からは、広範囲におよぶ微生物学のなかで、特に人間や動物の生命活動に関わる常在菌や病原微生物の性質について学びます。